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新しければ良いというものではない?

瓦の上に飾り瓦があるのをご存知でしょうか?
一度は見たことがあるでしょう?!

有名なのは、名古屋城の金のしゃちほこ。

20年くらい前に筋焼きのシャチを施工したことがありました。
施工後に施主様が屋根に上がられて、(なぜかわかりませんが)金の塗料を塗られました。
ところが、黒ずんできたので、塗料を剥がすってことになり、大変な事になった事がありました。
何故?と聞いたのですが、なんとなく二重にしたほうがいいと思ったから・・・だそうです。

瓦は焼き物。色はペイントでなく釉薬・・・・なのです。

さて、余談がながくなりましたが・・・役物にもいろいろあります。

たとえば、

DSCN0810.jpg

↑これは、鷹です。

DSCN1746.jpg

↑これは、鳩です。

大きく違うのは、羽を広げているかどうか。
よく見れば、細かいところが違います。

これらも、メーカーや年代にによって形が違ってきます。

そして、これは、略シャチ。
DSCN1754.jpg

ごめんなさい。見えにくいですね。

シャチはシャチなのですが、顔の部分が簡単な形になってます。口を開けていません。

これらはそれぞれ意味のある飾りなので、昔の人は多用していました。

鬼瓦もそうですね。

大事な家をどう守るか。

災いから家や家庭を守りたい気持ちが形になったもの。。。。残していきたいと思っています。
家を建てるときの地鎮祭が同様な意味合いを持ちますね。

ちなみに、これらの役物は古い物で、今の瓦に形状が合わない為、加工して取り付けました。
まだまだ、現役でいけます。
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勾配の緩い屋根に対応した瓦は?

日中熱くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
若干へろへろモードになってきた伊藤英治でございます。(笑

さて、屋根にもいろいろありますが、意外に厄介なのが勾配。。。つまり屋根の角度です。

瓦の物理性能として勾配の緩い(緩勾配あるいは低勾配と呼ばれる)屋根には、普通の瓦は葺けません。雨漏りのもとになります。
一般的な瓦は、4.5寸勾配以上が良いとされています。

では、緩い場合はどうしましょう?ってお話です。

さて、こちらの屋根は、40年程ノーメンテのセメント瓦。
(セメント瓦にもいろいろありますが、これはS型スレート)

DSCN0500.jpg

この瓦は、比較的緩い勾配でもOKです。
が・・・塗装が劣化し(ほぼない?)、表面が風化し始めています。
このくらい劣化してくると、再塗装しても、塗装が長くもちません。
で、葺き替えということに。

めくってみると・・・雨水の侵入痕がありますね。

DSCN0511.jpg

下地処理を済ませ。
防水材(改質アスファルトルーフィング)を貼り・・・
屋根の角度を測ってみましょう。

DSCN0544.jpg

16.7度ですね。

3寸勾配は、3/10 16.6992度 なので、3寸勾配で間違いありません。
普通の瓦を葺くと・・まずい事になる可能性が大!

で、今回使用した瓦は、施主様が石州瓦が良いということで・・・

シバオの総合防災ウルトラ3S瓦スーパーB(俗称:Bタイプ)です。

DSCN0579.jpg

表面にカラスの足跡みたいなのがありますが、これが醤油・・・じゃなくてミソ。
水を分散させるためのもの。
他にも、水返しのこととかいろいろありますが、今回は省略。
気になる方は、↓をごらんください。
Bタイプ

梅雨・・・いつ入るんでしょうかね?
ドキドキ・ハラハラしてます。。。w

雨漏り事例(見えないところに潜む危険)

雨漏りの原因にもいろいろありますが・・・

今回は、偶にみかけるケースです。

経験豊富な屋根屋であれば、すぐに気づくのですが、そうでなければ見逃すこともあるでしょう。

割れの位置や地域を考えると、すぐピンときます。凍害という判断は間違いです。

ここで葺かれている瓦は、30年以上前のものです。

↓これだけ、パックリと割れていれば、解りやすいです。

DSCN4790.jpg

瓦が古いから割れたのでしょうか?

確かに古いですが・・・とりあえず、差し替えて雨漏りをとめましょう!と通常考えて処置をします。

が・・・割れている瓦を全部差し替えたのに・・・雨漏りが止まらない。。。なぜ?

この瓦は寒い地域では、凍害被害にあったりして問題を起こす事もありますが、ここは地域的には凍害にあい難い場所。

では何故瓦が割れたのか?何故差し替えても雨漏りが止まらなかったのか。

実は原因はほかにあります。

↓この写真では雨漏りしそうには見えません。

DSCN4803.jpg

しかし・・・めくってみると。

DSCN4816.jpg

割れてます。

DSCN4840_20170807175913af8.jpg

割れてます。

DSCN4848.jpg

割れてます。。。

瓦の重なりの位置が割れているので、表面からは解り難いです。

ここから雨漏りしていたわけです。

では、なぜ??? 写真の通り、こちらでは、瓦を鉄くぎでとめてありました。

鉄くぎが錆びています。

錆びによる膨張により、釘穴を開いて瓦を割っていたのでした。

毎回思うのですが、さび膨張の威力ってすさまじいです。

鉄くぎも溶けたようになっています。

当時は銅釘を使ってたとおもうのですが、なぜ銅釘を使わなかったのか・・・コスト?わかりません。

現在は、ほぼステンレス釘が使われています。

しかも、リング釘や逆回転しないスクリュー釘です。

時代とともに工法や副資材が変わってきていますので、このような事は起こらなくなっています。

ちなみに・・・

瓦はその重なりに雨が入ることがあります。水返しによって、また瓦の隙間から流れ出るので、問題ありません。が、このように割れてしまっていると、そこから雨水が入ってしまいます。

偶に、瓦の重なりの部分に接着剤(コーキング)してあるのを見ますが、重なりに入った雨水が出なくなって雨漏りの原因になることがありますので、注意が必要です。

瓦屋は、なんでもかんでも接着剤(コーキング)で止水をするのを嫌います。本来の瓦の持つ機能が損なわれたり、美観が損なわれたり、ということもありますが、そもそも、屋根の上でのコーキングの耐用年数なんて知れています。

肝心な箇所ほどコーキングを使いません。

コーキング個所からの雨漏りなんてのも良くある話ですので。。。。気を付けてください。

袖塀-苦肉の瓦葺き

前回は、大工さんの仕上げまででした。

今回は、瓦を乗せていきます。

実は、瓦を解体しているときに気づいたのですが・・・袖が千枚袖じゃない?!

どうやって葺いてるんだろうと思いながらめくっていくと、苦労の跡が見えまして、これを元に戻すのは大変だ! っと。

加えて・・・ん?この敷平ってなんでこんにでかいんやぁああ!!(なぜか関西弁)

などなど、身悶えしながらの解体でした。

そして・・・問題は・・・一枚も割ることなく、失敗することなく、葺きなおすこと。

近所に奈良瓦を置いてるところなどなく、巴は寺紋入りなので、特注品。発注したらいつ入荷になることやら。。。

ということで、最新の注意を払って加工しながら葺いていくことに。

おそるおそる加工するとロクな事にならないので、寸法を決めたらいつも通り思い切ってバッサリと。(笑

DSCN4202.jpg

おっと、その前に瓦葺きの前の下準備。

DSCN4251.jpg

で、なんとか割らずに、ちびちび加工しながら・・・葺きあげました。

DSCN4321.jpg

なんとか・・・

R0014535.jpg

R0014543.jpg

職人があれこれ聞いてくるので、そのたびに頭を悩ます場面もありました。
あの瓦があったらなぁ、とか、予備の瓦があったらなぁ・・・とか色々考えるところはありましたが、ある中で精いっぱいやりました。
職人が、ですが。w

ありがたいことです。

石州瓦のPR

最近は、動画を使ったPRが普通に行われるようになりましたね。

瓦業界はもっと広報に力を入れるべきではないかと、ず~~~~っと思っていました。

このPRの方向性は良いのではないかと思います。

瓦屋が当たり前と思っていることも、一般の人には理解されてないことって多いですからね。

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瓦とブロックに身を捧ぐ。^^

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