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小春日和?

 暖かい日が続き・・・いやぁ,ここまでくるとさすがにそんな淡い表現ではすみません。初夏を思わせる天気で仕事は進むのですが,体調を崩している人が多く心配です。
 実は,今日同級生のお見舞いに行ってきたのですが,健康の重要性を改めて思い知らされました。病院に行くたびに思うのですが,なかなか不摂生が治りません。しかし,怪我や病気は自分持ちであることを再認識しておかねばなりませんね。
 今日の外構の現場は,少しトラブルがありまして・・・・実は塀から水がしみ出しているのです。雨がブロック塀の中にしみこんでおり,なかなか抜けきらないでいるようで,これが解決しないと仕上げの塗り込みが出来ません。天場をふさいで,しみ出している部分に穴を開け・・・しばらくほっといて,水が抜けきるのを待つことにしました。実は,天場を塗る予定でなく,先に笠木をつけるように考えていたのですが,施主様の意見(先に壁を塗る)で中断していたあいだに春の長雨?でしみこんでいたのでした。当初は,そこまでしみこまないし,そこまで抜けにくいとは思っていなかったので,少しショックでした。工事にはいろんなことが起こりますので,起こった後の対応が大切です。ただ,私と施主様の考えに差があることもあり,なかなか私の考えが伝わらない箇所があるのですが,これらが全てトラブルに繋がっているので残念です。トラブルというと大げさですが・・・。結局これらを解決するのに少し手を加えなければならなくなるのです。几帳面な方なので気持ちはわかるのですが,もう少し任せていただきたいと願っています。
 段取りよくスムースに事が運ぶと,何もかもうまくいくという場合が多く,一つつまづくと他にも影響が出るというのは,良くあることです。連休中に雨が降らなければ,スムースにうまくいきそうなので,そう願っています。
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ブロックの値段

 今日は,コンクリートブロックの組合の会合が久しぶりにあり,大変な業界にいることを再認識しました。ご存じの方も多いとは思いますが,ホームセンターに行けば安くブロックが買えます。ブロックだけでなくいろんな物が手頃にかえる,まさにコンビニエンスな場所です。お客様にとって面倒なのは配達してくれないということです。あんな重い物をお客様が持って帰られるなんて大変な事だと思います。けれども製造業者にとって問題なのは,あれだけの重たい物があんな値段で売られていることなのです。キョウビ,原材料に燃料も値上げを余儀なくされ,少なくとも原価は鰻登り・・・なのになんであんな値段?当社では無意味な価格競争をしないために,ホームセンターに卸していません。今日の会議でもハッキリとそのあたりの話しはしたのですが,残念ながらホームセンターに卸している数社が今日は欠席でしたので,うまく話しがまとまらなかったのですが,方向性としてはまともな商売をしましょうということで,ブロックで大儲けをすることはもともと難しいので・・・・いや無理なのですが・・・少なくともこれだけ原価が上がっているのに,不当な価格競争をして共倒れになるようなバカなことはやめましょうということです。そこで売価を決めることはしませんが,正常なレベルで価格を決めるという方向に動くことになりました。当たり前なのですが,原価を計算すれば・・・。
 そこで,お客様には誠に申し訳ないのですが,骨材・セメント・燃料費の高騰に耐えてきたのですが限界です。そろそろ15~20%の値上げをお願いしたいと思います。伏してお願い申し上げます。

瓦に思うこと

 今日は支払日であるので,私が居るときに瓦屋の営業さんが来られたのでいろんな話しをした。建設業界にいい話が少ないのは今に始まったことではないのであるが,ひとりの営業さんは,製造が追いつかないとの景気の良い話しをしながら,表情は暗い。なんだかわけがわからないのだが,先行き不透明なのは瓦業界だけではないので,いまさら・・・って感じである。
 さて,その営業さんに写真を見せて,「この瓦ってこれだよねぇ?」と話すと,この写真では正確な色はわかりませんが,形としてはそれだと思います・・・という返事。確かに,物はあってるのだろうけど,デジカメの写真をプリントアウトしたものだと色の判別は難しい。陽の当たっている屋根面とそうでない屋根面では色の違いがテキメンである。挙げ句の果てに,雪が乗っているので余計に判別しにくい。設計屋さんも酷な話しをされるものである・・・この写真を見せて,サンプルとカタログがいると言われる。だが,屋根屋のプロとしては,この分かりにくい少ない情報であってもなんとかしなければならない。産地別・メーカー別にいろいろ調べた結果・・・おそらくこれだろうという線が出たので設計屋さんに連絡すると「それで薦めましょう」ということに・・・???私が心配していたほどの反応ではなかった。昔は瓦の種類はしれていた・・・今は各メーカーが特色を出すためにいろんな瓦・いろんな色をだしている。
確かにバリエーションが増えて良いのだが,互換性がない形や色など将来的には問題になる可能性があると思われる。後々を考えると怖くなるのは私だけでしょうか?ながぁ~く愛して・・・というTV-CMがあったが,瓦なんてその最たるものである。多少変化に富んだ瓦がある方が良いには決まっているが,そろそろ限度を考えて欲しいと思っている。

安全と美

 今日は,本当に天気が良く,暑いくらいで”まさに温暖化”を確信させるほどである。これだけ暑いと,水分補給で熱中症にならないように・・・と心配してしまう・・・がそれほどではないか。体が慣れていないから余計に暑く感じているということもあろう。
 さて,以前に書いた墓地の化粧ブロック↓
bochi-brick.jpg
少し大きめのブロックを使っているので墓地の囲いにしては高さが高く見える,が実は向こう側は高さ4m以上あるため少し高めの方が安全であるとの配慮がしてある。それに,このブロックは実際見ると少し豪勢に見えるのでこのような広めの墓地では実際に見てみると違和感はない。入り口と全ての角に門柱を据え付けているのだが,数が多くてゴテゴテになりそうなものだが,そんなこともない。逆にアクセントとなってメリハリが出ている。墓石が設置されると,良くわかるはずである。

そう言えば,今旬の一つに筍(タケノコ)がある。
takenoko-gohan.jpg
お茶を除いて筍づくし。思わず写真をとってしまいました。大分若いのを採ったらしく,柔らかい割に歯ごたえも良く,美味しい日本の春をいただきました。
 ①炊き込み御飯 ②若竹汁 ③若竹煮。
近くの竹林で採れたものというのが,おいしさの隠し味になってます。

天気は良いけれど・・・

 この時期になると,連休による工事の中断について考えなくてはいけなくなる。古瓦を降ろした状態で連休を過ごしていただくとすると,お客様は決して良い気持ちはしないだろう。少なくとも地瓦くらいは葺いておかないと格好がつかない。タイミング良く終わっていれば良いのだが,飛び石連休なんてことになると段取りは大変である。雨のことも心配だし。工務の頭を悩ますところである。
 ところで,今日外構の基礎工事を段取りに現場を伺うと,庭の中に小屋?が建っていた。えっ?屋根に銅板施工中・・・一文字葺きか。酸性雨や黄砂で銅板の腐食が速い現代にあって,まさか一文字とは・・・。もしかして,銅板でなくて銅板色のステンレス?だとすれば,問題はすくないかも。それにしても久しぶりに見た気がする。前は,建てているのをタマには見ることもあったが,最近見たのはいつだったか思い出せない。茶室とか,純和風の家とか・・・
 こういう建物の瓦は,鬼はカエズであり,雁振りは素丸というのが一般的である。もちろん紐付きのような飾りのあるかわらを使う場合は殆ど無く,非常にスッキリとした納まりとなるのである。で,製造分類で言うところの”いぶし”瓦を使うのがこれまた多い。しかし,こちらでは石州のいぶし色をつかうことになっている。石州がわらを葺いてある家が多く,地域性といえる。ただし,いぶし瓦といぶし色では趣が違うのだが,好きずきというか地域性が勝る。別におかしいわけではないのだが。
 なんやかや言いながらも,できあがりを楽しみにしている。いや,それよりも先に塀の方ができてしまうかも。

墓地と家

 今日完工した工事である。墓地の外構・・・化粧ブロック積み。墓地なので枚数は少ないのだが黒目地を入れるのに時間がかかる。2日では難しいくらいか!と・・・だいたい思っていたとおり3日かかった。こういう狭い現場では2人が限度であるし,1人では効率が悪い。雨は予定外であったが,大体思った通りに仕事が運んでホットしているところである。
 実は,この墓地が家に入る進入路の横に設置されていたので少し驚いている。但し,お墓参りには便利である。毎日,家を出るときに手を合わせることができる。そういう意味ではすばらしい。ただし,墓を建てるのには民家から100m以上離れているか,近隣の了解をもらう必要があると聞いたことがある。確かに,自分の家の墓であればなんともないが,他人の墓が近くにあるのは気味が悪いと思う人が多いであろう。でも,よく考えてみると,土葬ではないし,骨と言っても”よぉ~く焼かれた”後なので,衛生上の問題はなさそうである。100mが許容範囲かどうか・・・どちらにしても,このような田舎では可能であるが,そうでなければ全く考えられないことである。
 お墓を死後の家と考えれば,そんなに気にはならないと思うが,スッキリとした石が多い。エジプトのピラミッドも石,石棺を考えても基本は石である。コンクリートも粗骨材は,やはり,石である。陶器瓦も耐候性はあるが,さすがに石には勝てないか・・・
墓石の上に瓦というのも洒落ているのではないかと”ふっ”と思った。

雨漏り

 雨が漏って良いことは一つもない。躯体を痛めてくると改修費用もかなり掛かってくる。が,いやなことは後に回したいのが,普通の人の心情である。
ある家の瓦の葺き替えを請けているのだが,どう考えても隅木が腐っている。ということは,野地板が悪いのは間違いない,垂木も悪いだろうと想像するのもたやすい。家々に事情があるだろうが,もう少し早ければ・・・と思ってしまう。
 雨漏りが厄介者なのは,常に(瓦)屋根が疑われる。ところが,サッシとかテラスとか,板金がらみから漏っていることが多々ある。確かに上屋根の場合は瓦であることが殆どであるが,下屋根になってくると,ビス1本から疑うべきである。壁をばらすと,釘の位置から中に”つぅ~”っと水の跡が・・なんてこともある。このように1Fの雨漏りの点検では,一回で原因究明となることは少ない。残念ながら,なんどか・・・ある時は,雨降りにお邪魔して天井裏に入らせてもらうこともある。
 ここで問題なのは,それでも原因がわからないときである。だから,できるだけ,いろんな場所をいろんな方向から写真を撮って,あとで眺めてみる。すると,”もしかして”という所が見えてきたりする。
なかなか根気の要ることではあるが,”現実問題として雨漏りがしているのに原因がわからない”なんていうのは,精神衛生上良くない。が,たまにあるというのも現実である。
 今のところ,原因がハッキリしないが,怪しいところをいろいろ処置したらおさまったということで,話しが済んでいるところもある。
 雨じまいも,いろんな材料が出てきているので有り難いが,基本は「水は高いところから低いところに流れる」ではあるが,条件によってはそうでない場合がある。自然に逆らうような対処は余り感心できないし,できれば,ちゃんとした屋根屋に連絡を取るようにして欲しい。

雨と仕事とお休みと

 外の仕事にとって,天気は大問題である。納期が迫っているのに,天気で工事が出来ない場合は戦々恐々とする・・・と言いたいところだが,うまくできたもので,瓦の仕事は建前後まず最初の工事になるので,納期ギリギリでの工事をする場合が少ない。外部の壁や板金なども同様。まさか,屋根を納めずして,中の工事を先にしてしまったらなんて,想像しただけでも恐ろしい・・・ありえない。そう言う意味では,有り難い職種とも言える。
 昔景気の良かった頃は,雨の日でも工事のできる方法についていろいろ考えていた。雨が降ろうと槍が降ろうと・・・いや雪が降ろうと工事をできないものかと。結局,お寺の工事をするときのように仮屋根をするのが一番良いという結論になったのだが,通常の民家に仮屋根をするには予算的に無理。では,シートを張って・・・風がこわい。では,風は通すが水は通さないシート・・・あるにはあるが風を通す量に問題があり屋根工事では実用的でない。結局,雨の日に屋根工事をするというリスクを考えると,工事をしない方が良いという結論に・・・
 「休むも工事の内」・・・そう無理をするとろくな事にならない場合が多い。
これを工事の心得の一つとしても良いと思っています。

屋根がとけ込む景色

 塗装工事が済んでから,屋根の点検に伺った。かれこれ10年以上前に瓦の葺き替えをさせていただいたお宅である。
sunami-1.jpg
本当に絶景である。向こうの家の屋根が周りの景色にとけ込んでいる。景色が良いのは抜群であるが,風当たりがいいのも抜群である。

台風の折には大変な騒ぎである。そこで,当時全数釘打ち+軒補強をし,万全に工事を進めたつもりであった。
 実は,何年か前に瓦が落ちたという連絡が入り,真っ青になりながら現場に駆けつけた記憶がある。「そんなバカな・・・」と思いつつ現場に行くと,棟の雁振りが1枚落ちていた。よぉ~くみてみると,ステンレスの針金が切れている。そんなバカなと思うのだが,目の前に事実があり言い訳できない。その後,2Fの屋根の棟を補強した。その時自然の恐ろしさは想像を絶することを思い知らされた。
 そんな現場なので,念入りに点検したが問題なかった。トイに気になるところがあったので,そこは補修で済ませた。
大事なのは,雨漏りしないこと。当たり前であるのだが,雨は時には風と共に牙を剥いて向かってくる。それは,思いがけない事態を招く。ビス1本から漏ることもある。
 より一層,水について・・・雨じまいについての研究もしていかねばと思った。

瓦を降ろすこと

 今日,ある土木屋さんから「瓦を降ろすだけだといくらかかるか?」と話しがあり,詳細を聞かないと返答できない旨をつたえると,「車が入らない場所だし,50坪の総二階の家なんだけど・・・」と言われ・・・どうして良いか返答に困った。
というのも,
屋根面積や棟の形もわからない,どういう瓦の葺き方(土が上がっているかどうか等)かわからないというような状態で(大雑把であっても)金額を伝えるのは,後からトラブルになる元である。
一度見に行きたいと言うと「大体で良いからすぐわからんかねぇ・・・,それに瓦は再生がきくから産廃にならないでしょ?」とのこと。
残念ながら,建築廃材は産廃である。
ただし,聞いた話では,一度機械に通して他用途に使えるように加工?されれば,産廃扱いにならないらしい。地域の環境管理課の判断も微妙に違うと聞いたことがあるから,確かめないといけないのだが,ECO面でみると瓦は粘土を焼成した陶器なので,自然にやさしいといえる。なんでもかんでも産廃扱いというのは確かに疑問であるが,御上の決められた事であるので,とやかく言いようがない。が,再生利用の推進については,もう少し肝要であってもよかろうと思うのだが,前にいろいろ担当者と話しをしてもハッキリとした返事はいただけなかった。いろいろと確かめたいことがるので,その内伺ってみたいと思う。
 瓦を降ろすというのは,結構危険な作業であるし,大変なことなのである・・・と私は思っているのだが,簡単そうに見えているのか↑のような話は意外に多い。
 その後,いろいろ説明して,結局見に行ってから話しをするということに落ち着き,一安心でした。というより驚いたのは,解体を請けられるにあたって,瓦だけは瓦屋に任そう考えられたそうである。なんで?と思うのだが,理由は最後まで良くわからなかった。現場に行ってみれば何かわかるかもしれないので,明日にでも伺ってみようと思っています。

工法の研究に思いを寄せる

 今日は久々にF氏が訪ねてこられた。いつもの口癖「ここは癒しの場」と「なにか良いことはないですか?」・・・私の返答も毎度同じ「今の時代なかなか良いことはないですよね」となる。関西でいう「もぉかりまっか?」「ぼちぼちでんなぁ!」。みたいなものである。この前,工事を紹介していただいたので気にはなっていたのだが,講演などもこなされる忙しい方なので,特に最近はお会いする事がなかったので,本当に久しぶりだった。
揮発油税の暫定税率,すなわち25円税金が下がり,公共工事減少による地方への経済的なインパクトの話しから始まり・・・この財源を補填するという理由から消費税アップを現実のものにし易くしたとか・・・鉄のかたまりである船を作っている造船業界が資材高騰で大変なことになりそうという話し等々,話しはつきなかったのです。その中で,特許工法をもっている会社なので日本中を飛び回って仕事をこなし,この厳しい建設業界にあって利益を出しているという話し。確かに,特許等の強みのある会社はいつの時代でも確かに強い。もしかしたら,この辺りはヒントになるのではと思いつついろんな話しをしました。
 で,今日は天気も良く,現場では棟工事が進みました。入母屋の屋根には陸棟だけでなく降り棟や隅棟がつくため職人の腕の見せ所です。近年,強力棟金具を使っているのですが,降り棟や隅棟にはいつも悩まされます。もう少し良い方法はないのか?!と考えています。反りや位置的なことを解決するには,特別に金具を開発する必要があります。現在は,既存の金具を少し改良して使っています。いろいろ考えた事はあるのですが,特注で作ると高くつくので,現在はそうしています。特に,金物は相場が鰻登りなので,他の材料を使う方法も含めて研究中です。
今の方法に問題があるわけではないのですが,より良い工法について考えて行きたいと思います。

甍の波

 本日は雨。外の仕事にとってはこれ以上ない天敵なのですが,ある人が「雨も人には必要だから・・・」と言われました。確かにそうですね。それに,自然界で起こっていることは全て理にかなっていること。そこに人の思惑が入っておかしくなっているとも言われ・・・確かにそう言う面もある・・・と納得。ま,深い話しはオイトイテ・・・
 実は,本日は副会長をさせていただいている学校の入学式があり,雨にもかかわらず多くの保護者も来られ粛々と進められました。この中から,将来どんな人物が誕生するのかと思うと非常に頼もしい気がしていました。
 で,前から営業させていただいていた所へ,見積書を持っていきいろいろと細かく説明をしたところ,それで進めてくださいとのことで,1つ仕事をゲット。ただ,説明に熱が入りすぎて・・・「ふむふむ」と言われてはいたのですが,逆に肝心な所が本当に伝わったかが少々心配です。何点か宿題も頂いてますので,着工までは時間がかかるのですが,仕事のログが貯まるのはうれしいかぎりです。紹介していただいた方にも感謝。

 この写真は,昨日撮った写真なのですが,koinobori.jpg
すでに鯉のぼりが沢山泳いでいました。ココは河川敷なのにいいのかなぁ?と思うのですが,毎年沢山泳がせておられます。おそらく力の入ったおじいさんがおられるのでしょう。鯉のぼりの上げ下げは結構大変なんです。頑張っていただきたいと思います。
 実は,私は前々から甍の波(瓦の波打つ様子)と鯉のぼりは,非常に良い心休まる・こころ暖まる日本の風景だと思っています。唄には「甍の波と雲のなみ~~」高く鯉のぼりが泳いでいるとあります。日本心への回帰・・・瓦への回帰・・・
いかが思われますでしょうか?

お客様に思うこと

 お客様にもいろんなタイプがあり,それぞれに気を遣うのは当たり前のことである。
 今日お邪魔したお客様は,建築屋さんから「棟がおかしいようだからみにいってくれ!」と頼まれて行ったおばあさんが一人暮らしされているお宅であった。話し好きなおばあさんで,帰るときにはいろんなお土産まで頂いた。最初は断っていたのだが,寂しそうにされるので少しだけ頂いて帰った。
 その時「ふっ!」と思ったのは,”確かに老人の1人ぐらしは寂しかろう”・・・そこにつけ込む訪問販売業者の卑劣なこと。TVでいろいろやっていたのを思い出した。実際,そのお宅でもいろんな修理をされていたが,几帳面に請求書とか領収書をとっておられて,それらを見せながらその時の状況を話された。残念ながら,金額に見合う工事をされているようには見えなかった。そこで,”○○建設さんのように地元で信用のある方に,家のことはなんでも相談された方が良いですよ”とアドバイスをしておいた。結局,屋根に上がらせていただいて,写真をいろいろ撮り,確認し,とりあえず早急に修理をするべき箇所はないけれど,雨樋の流れが悪そうだから溢れているのに気づいたらすぐ連絡するように伝えた。その後,あれこれと息子さんの自慢話に1時間。こんな事は良くある話しであり,私は苦にならない。で,帰るときにお土産である。
 実は,最初お邪魔した時は,かなり警戒されていた。「○○建設さんに言われて来ました」と伝えても,「・・・そんなの知らない」なんて言われ少しあたふた。「○○建設のMさん・・・」と言うと,「あぁMさん」と言うことになり,少しづつ話しが前に。何度かだまされた経験があるという話しをされていたので,それで警戒感が強かったのだと納得。
 地域に根ざした企業となるには,いろんな意味で独居老人の方をサポートできる方法を,一度よく考えてみるべきと思いました。

屋根屋ころすにゃ刃物は要らぬ・・雨の3日も降ればいい

 春になると,天気が気になるのは,花見と大いに関係ある・・・という人も多いだろう。少し暖かくなってきても,春の雨の日は少々寒い場合が多い。一昨日の土曜日,昨日の日曜日はあちらこちらで花見をしている人を見かけた。飲んで運転をしてはいけないので,運転手らしき人はウーロン茶のようである。日本の春を大いに感じる。
 春はあけぼの。やうやうしろくなりゆくやまぎは・・・で始まる枕草子。今ではよく憶えてはいませんが,その単純明快で簡潔な文体であり,”春”という語から連想される文章の書かれた書物としては第一にあげられるでしょう。その枕草子は,1000年頃に書かれたとされているので,すでに1000年以上経っているにもかかわらず,こうして新鮮さをもって思い出されるというのは凄いことだと感心します。
 ちなみに,瓦というのも1000年というのは無理がありますが,簡単な修理で長く家を守れる材料であり,葺き替えによる大規模修繕するべき期間も長く,非常に優れた材料だと思います。新しい建築様式や,それに応えるための新生屋根材を否定する気は全くありませんが,数百年後にどのような評価を受けているのか,(タイムマシンがあれば)見てみたい気がします。

 さて,尾道の現場近くに桜が咲いていて・・・この景色どこかで見たような気がて,とりあえず携帯で写真を撮ってみました。
sakura-ogawa.jpg
実は,18~30才まで東京に住んでいまして,その時何度か見た風景に良く似ていました。お気づきの方もいらっしゃると思いますが,玉川上水に似ていたのです。玉川上水と言えば,太宰治ですが,”こんな川で自殺はむりじゃろ!?”と思いながら眺めていたのを思い出したのでした。ただし,太宰治の本に,川の流れが速い記述があったと思うので,昔と今では確かにいろいろ違うのだろうとは思いました。
 話しが脱線してしまいましたが,尾道という観光の街にふさわしく?なんとなく玉川上水に似た場所を通りながら,次の現場へ向かったのでした。
 昨日はどこの桜も満開のようでしたが,今日の雨で,少し散ったかもしれませんね。次の週末まで桜が残るか・・・八重桜を待った方が良いかもしれませんね。

便利なブロックは作るべきか

 今日,ブロック積み工事の現場において,レベルが悪いためにブロックを切って高さを合わせるか,それともセメント粉を降りながらモルタルを盛って合わせるかと言う話しになり,結局はブロックを切って合わせることに。
cut-brick.jpg

そういえば,だいぶ前に「商品としていろんな高さのブロックを揃えておけば便利が良い」と言う話しになったことがある。その職人は,是非にと言っていた。が,実現しなかった。というよりは,丁重にお断りした。その理由は,
①型枠費用がかかる割に,出荷数が期待できず償却できない
②ストックヤードの確保が難しい
③製造ラインの改造が必要であり,これも償却できそうにない
等々
よく考えてみれば,そもそもCB(建築用コンクリートブロック)というものは,組積み時の加工のしやすさも売り文句である。いろいろにカットしていろんな場所に使ってもらえるのが長所である。その職人の気持ちはわかるが,写真のようにカットしてレベルを合わせてもらいたい。ただし,このように薄く切るのは,大盤のサンダーを使うと一度に切れるので良いが,通常100㎜のサンダーを使うことが多く,職人さんは,器用に鎚を使って割っていた。いつも思うが・・・さすがである。
少し,マニアックな話しであるが,ブロックは元々便利なものなので,後は腕次第というところか・・・
そういえば,厚さについては,通常10㎝,12㎝,15㎝,19㎝が一般的であるが,少し前から8㎝というものを作っているメーカーもある。ホームセンターで見た。さすがに厚みについては,切って合わせる訳にはいかないのであるが,さて,8㎝の需要がどのくらいあるものなのか?

一難去ってまた一難

 俗に言う”化粧ブロック”は何とも種類が多く,色のバリエーションも考えると気が遠くなる。
で,よくトラブルになるのがカタログと色が違うということ
こればっかりは,カメラの性能が良くなっても印刷の性能が進歩しても・・・どぉにもならない。殺し文句は「イメージが違う」。確かに,物を一つだけで見るのと施工後に何十枚も見るのでは,それはイメージが違って当然である。こういったトラブルはつきものなので,最初に説明しておくべきである。

 と,言いながら今日の現場はもっと初心者向けの間違い。
サンヨー宇部のリブブロックとCB(建築用コンクリートブロック)の施工(フェンス下ブロック)で,このリブブロックの色。実は,電話では”黒みかげ”ということで仕入れ先にも確認をとっていた。が,届いていたFAXには”ブラウン”とある。すでに,現場には黒みかげが届いている・・・
おそるおそる電話すると「そうだよ!ブラウンだよ!書いてあったでしょ・・・」。う~む・・・返品か交換か。ここからだと近いから配送センターまで行ってくるか。
すると,職人が
「なんのフェンスを使うのか確認したほうがいいのでは?」というので,
「2mピッチで穴を残しとけばいいって言われてるけど,なんか問題ある?」というと,
「フリーと間柱で位置を考えないといけないし,フリーの場合ちょうど2mじゃないこともあるし」
確かにそうである。が,”監督が2mおきで良いっていったんだけどなぁ・・・”と思いつつ電話すると
「ユニフェンス使うよ・・・」とのこと
えっ!?
「ユニフェンスの柱って5㎝以上あるから,この化粧ブロックの穴には柱が入りませんが」
「そうなん?フェンス屋に連絡とるから待ってて」
・・・しばらくして
「フェンス屋がコアあけるから穴を全部つぶしといてって言ってるから,そういうことで」
とのこと。
おぉ・・・聞いて良かった。
打ち合わせ不十分・・・というよりは,昨日話しをいただいて,昨日段取りして,今日現場に入ったので打ち合わせどころじゃ無かった・・と言うのはいいわけですね。やはり,仕事は”段取り7割”かな。
ま,どちらにしても化粧ブロックの交換には行ったのでした。

 で,しゃんしゃんとなるところが,いただいていた図面が縮小されていて,加えてFAXで数字がつぶれている箇所がある。で,てっきり6だと思った数字が8だったりしたもんで,焦って現場で実寸を測ると・・・少し長い。これでは材料が足りない・・・焦りに焦りが加わり久しぶりのパニック。CBを現地調達することに。
ところが,結果から言うと,少し余分に材料を段取りをしていた事と,測り方が悪かった事もありなんとか足りていたという結末。これも,買ってきた材料が余ったのでおかしいなぁと思いつつ再度確認してわかったこと。いけません・・・歳かなぁ。
 焦って行動すると良いことはないということですね。気をつけねば。

強力棟金具仕様・・・前回の続き

 いろいろと驚くことはあったのだが,今回はあくまで棟の修理。

今回,写真で大雑把な流れを説明します。
k-mune-3.jpg
棟金具を取付,熨斗(のし)を緊結し,瓦をそろえてゆく。
台土は,練土にセメントを混ぜた物,その上にCLモルタルを塗って施工。

k-mune-4.jpg
鬼がブラブラだったので,巴のカーブにあわせて鬼の下を削って合わせ据え付け。

k-mune-5.jpg
強力棟施工の場合,最悪水が入ってきても良いように,CLモルタルで木を覆う。そして,冠瓦をビスで留める用意。

k-mune-6.jpg
ビス留めを終えたら。鬼の首に防水処理,瓦の汚れを拭き取って,仕上がりです。

 以前と違って,冠瓦のビス留めを標準にしてから,使用する副資材の量と手間が増えました。そこまでする必要ないなんていうい瓦屋さんもおられますが,現在当社の防災仕様棟として標準的工法としています。地震は災害だから瓦が落ちてもしょうがない・・・と言う時代は過ぎ去ったと考えています。もし,その瓦で怪我をされたら・・・2次災害が起きないようにするのも瓦屋のつとめではないでしょうか。
今後も,より一層コストパフォーマンスの高い,そして安全な棟の施工方法を研究していきたいと思います。

間違いさがし?

お客様から,屋根の端っこが動いているのでみて欲しい」という電話があり,さっそく駆けつけた。
2Fの棟を見てみると,鬼を引っ張ってある銅線がなんらかの関係で伸びてしまい落ちかけていた。とりあえず線が伸びているのを見えやすいように鬼を動かして撮った写真である。
k-mune-2.jpg

下の写真は,その胸を反対方向から撮った写真であり,何の変哲もない写真と言えばそうかもしれない。
k-mune-1.jpg

が,一般に言う素人さんがこの写真を見て,どのように感じられるだろうか?
「えっ!?何かある?」と言うのが普通だろう。少しわかる人なら,「漆喰が剥げて土が見えてる。漆喰を塗った方がいい。」というところだろう。
で,屋根屋としては,
①漆喰が剥がれ土台の土が砂状化している
②鬼の下が加工されておらず,浮いた格好になっている
③棟が銅線で大回し施工されており,おそらく防災(耐震)構造になっていない

加えて,疑問があるのは,(この位置からではわからないが)
・熨斗が割られても緊結されてない可能性がある
等々・・・

と,説明をお客様にすると。
「その,鬼を元に戻すだけでいいと思ったんだけど,棟をやりかえないと崩れる?」と聞かれ
「すぐ崩れるということは無いと思いますが,保証はできません。鬼を修理するだけでも棟を1mくらいは解体する必要がありますから,この際巻き替えられたらどうですか?」と提案。
「いくらかかる?」
と話しが進み。
「鬼を戻すのと,白いのを塗るのではだめなん?」等々のやりとりがあり,しばらく悩まれたのですが,
「折角だからか巻き替えてもらおうか」と決心されました。
瓦は,熨斗(のし)と五寸丸雁振りの補充が何枚か必要ですが,基本的には今の瓦を使うことで,安くできるようにしてくれと言われまして,そのようにする事で折り合いました。
が,建売を買われたから家の中でもいろんな問題があったなんて言われ・・・なんだかいやな予感が・・・

その予感が的中しました。まさに,開けてビックリ玉手箱。なんということでしょう・・・

では,続きをおたのしみに・・・

最後は人ということ

今日は,暖かかった・・・いや,寒かった
どっちかわからないような天気であり,車で走っているときは暑くて窓を開けている場面もあった。が,少々風が強かった。夕方に屋根の上に登って職人と話しをしていて,ふと・・・ウィンドブレーカーを着ているのが目についた。確かに寒い・・・正午前後の暖かさは何だったんだろうというくらい寒い。例年春先に体調を崩し,鼻声の人を見ることが良くあるが,確かにこんな気候では注意が必要である。
 さて,少し前から懸案の物件の見積りをなんとか仕上げた。何人かの設計士さんにアドバイスを頂いて,最終的には平板瓦での葺き替えということでの見積りとなった。元請けさんに持っていったら,「まってたよぉ!」と言われたので,やはり途中経過を随時連絡しないといけなかったかなぁ・・・と少し反省。トイや塗装との兼ね合いもあるので,また後日打ち合わせとの事。
 この葺き替えは,前にコロナという屋根材について書いたのと同じように,現況がカラーベストであるが,お客様の希望で瓦に葺き替えるというもの。但し,2x4住宅で屋根に使われているコンパネが9㎜であるし,本当に瓦の重さに耐えられるかどうかの判断を設計士さんにお願いしていた。結局,屋根板を増し貼りし,屋根を補強すれば大丈夫だということになった。私としては,緩勾配施工可能なJ型瓦を使用したかったのだが,家の形を考えると平板の方が合うので,緩勾配での施工が可能なF型(平板)瓦の使用を薦めることにした。
当社で扱っている中で使用可能なF型は,近畿セラミックスのセラ・ユー鶴弥のタイプⅢ
鶴弥のタイプⅢは使ったことがないし,営業さんとこの瓦の話しをしたこともないので,今回は使用実績のあるセラ・ユーを薦めておいた。
あとは,お客さんがJ型を希望されるかF型を希望されるかである。
最近の傾向として,色や形はお客様に決めていただくに限る。その方が間違いがない。
ご注文を楽しみに待っておこう。

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