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古い瓦の修理に血が騒ぐ?

古い建物などの改修工事・修理工事に出会うと・・・全部新しくやりかえればいいのに!なんて軽はずみな考えを起こすことも。

綺麗になるし、仕事も楽だし・・・金額が安くなる場合もあるのです。

しかしながら、逆に、残せるものなら残したい。修理でいきたい・・・そんな現場もあるのです。

ここにある古い門や土塀は、家屋とくっ付いていたのですが、家屋の解体とともに、修理あるいはやり替えが必要になった現場です。

門の屋根の一部が家屋にくっ付いていたため、えぐれていたのですが、大工さんが綺麗に屋根地を作ってくださいました。さすがです・・・という仕上がり。

で、瓦を葺いていくのですが、通常の判(大きさ)と違い、門などで使われる小さい寸法の瓦。同じものを探すのに手間取りましたが、なんとかゲット。


屋根地が微妙に反っているのですが、なんと袖は一文字。ひさしぶりの合端で緊張しました(私でなく職人談)。(笑

1480325805394.jpg


菊間瓦等のいぶし瓦を葺かれている物件によくある袖丸の二本流し(というのかどうか?)も微妙な反りを考えながら。

1480491907585.jpg


実は、一方の鬼が一部カットされており同じものを探したのですが見つかりませんでした。
ということで、鬼は二つとも交換。なので、棟も耐震に巻きなおすことに。

門は順調。


さて、瓦追手(瓦塀)ですが、なんと、コンクリートの打ち方が・・・・なぜ?って感じでして、頭を悩ませていました。

こんなに太くなると・・・同じようには葺けません。

DSCN1121.jpg

ですが、コンクリートをハツルのも大変ですし、その後の仕上がりのイメージが悪いのです。
では、そのままなんとかしましょう。。。

ということで、

1480491921214.jpg

瓦を3枚並べる事にしました。勾配が緩いのですが、ま、3枚ですし、もし雨が回っても下はコンクリートですし人も住んでないので雨漏りも関係あるまい・・・と。。。苦肉の策です。


そして、もう一つ頭を悩ませているのが、ナマコ壁。

DSCN1486.jpg

どこもかしこも漆喰が剥がれているのです。

お客様は、酷いとこだけでいいと言われるのですが、ほとんどすべてなんですけど・・・。一か所はがすと、つられて他もはがれそうです。

さて、ど~~したもんかいのぉ~~(悩

いやぁ~~~、こういう工事って、なんだか楽しい。。。
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瓦塀 進行中

前回、瓦塀の話をしたのか、小早川隆景の話だったのかわからないようなblogでしたが、今回は、写真入りで進捗状況をば。

壁となるブロックは、150厚。
鉄筋をのぞかせていますが、のぞかせているのにも長さにも意味があります。

長年ブロック塀工事をまるごと受けてきました。

ブロックにはブロックの、瓦には瓦の、塗には塗の、プロに頼むのは当たり前ですが、意外にも左官の方が独自の方法で全部やる事が多いようです。それはそれでいいのでしょうが。

ブロックの施工にも瓦の施工にも耐震・耐風が求められているので、両方の工事に携わってきたのは強みです。

DSCN1195.jpg


家の土台を止めるのと同様に、アンカーを入れて、天場のブロックを乗せていきます。
ブロック職人は、あくまでもブロック専門の職人さんで、いつも無茶苦茶気を使ってもらってます。
これが結構手間なのですが、誤差1ミリ以内で仕上げていれば、瓦を葺くのが楽なのです。実際には1ミリの誤差もありません。

DSCN1192.jpg

瓦を葺くための垂木。この高さも瓦の勾配等に関係してくるので、指定しています。
アンカーボルトの位置も重要。
瓦塀は職人泣かせ・・・泣かせているのは私????

DSCN1287.jpg

瓦割して軒瓦を乗せていきます。

DSCN1295.jpg


棟の施工時に芯になる木を取り付けます。
瓦屋としては、瓦塀といえども耐震工事。

DSCN1312.jpg


意外に見落としがちなのが、巴。
巴の背中から線がでていますが、これが無いと地震の時に動くことがあります。
無い方が綺麗だし、鬼に押さえられているのでうごきゃ~せんわ!という職人もいますが、あくまで耐震。
(実際、芸予地震の時に巴が動いたり取れたりしているのを何度も見ました)

DSCN1320.jpg

で、この巴・・・左巻きの三つ巴。
(巴の先の尖っている向きで、左巻き右巻きが決まります)
小早川家の家紋です。

実は、巴が残っていたので、せっかくなので使わせていただきました。


ちなみに、軒瓦の万十(丸)の部分に家紋を入れる事ができますし、鬼の鏡の部分(この鬼は既製品なので、小槌が入ってます)にも入れる事が出来ます。
特注なので、金額がアップするのと納期が一か月くらいかかります。

さて・・・・いまから、仕上がりが楽しみです。

瓦塀

三原は、太閤秀吉時に五大老の一人となった小早川隆景が築城した経緯があり、まつわるいろいろな歴史的遺産が多いです。

毛利元就の三男として生まれ、竹原小早川に養子にいき、沼田田小早川へ移り・・・・で、小早川として統一。

毛利軍の中心となり智将として、いろんな戦いで活躍しました。

秀吉が織田信長の命により西を攻めてい時の話として、備中高松城の水攻めは有名です。そのすぐ後に信長が明智光秀の謀反に合いました。光秀を討ち取るため、すぐさま和睦を結び、風のような速さで戻り、主の仇を討ったのは有名な、大返し。

その他、隆景の話をしだすと、止まりません。この戦国時代は、いろんな意味でおもしろい時期です。(その時、いたわけではないので、聞いた話ですし、歴史はいろんな肉づけがあるでしょうけど、それを言い出すとはじまりません)

さて、前置きが長くなりましたが・・・

その隆景が晩年住んでいたのが三原城。海の中に浮かぶ城として、浮き城と呼ばれたようです。元々小早川は海の戦いを得てとしており・・・・いや、また長くなるので割愛します。

三原城築城の折に、周りに多くの仏閣が建立されています。中には、沼田小早川時代の門が移築されていたり、お寺が移築されていたりもするようです。

で、そのお寺の一つ 法常寺 の瓦塀の仕事を仰せつかりました。(下請けです)

そこは、なんと、隆景を荼毘にふした場所・・・の一部。となりには、棺桶を乗せたとされる石が残っています。

そこには、小さな社があるだけなので、見逃してしまうかもしれません。

周りの既存の瓦塀は、おそらく土塀ですが、ここは、ブロックで本体を施工します。

地震にも強いようにいろんな工夫を凝らして施工。

今月いっぱいを目標にしています。(が、少し遅れるかもしれません)

家紋とか棟とか・・・いろいろと考えるところはありますが、予定通りの施工をします。

そうそう、ここで荼毘にふされた隆景の遺骨は、三原の西部、沼田東町納所の米山寺のお墓に埋葬されているそうです。

当社から歩いて15分くらいかな。

戦国時代の主役の一人と数えても良いと思うのですが・・・なぜ、大河ドラマにならないのでしょう?(笑

毛利元就はなりましたけどね。

雨漏りに注意

家にとって雨漏りは危険信号。

雨が漏ると・・・室内が塗れる、湿気る、構造材(木)を腐らす、等々 良いことはありません。

ほうっておくと、、、屋根が崩れる原因にもなります。

一日も早い手当てが大事です。

>写真をアップロードできません。なぜでしょう?

機会があれば、再度アップロードに挑戦します。

棟換気

夏の猛暑の時は、小屋裏の温度はむちゃくちゃ高くなります。

小屋裏とは、天井の上、屋根の下・・・の空間の事です。屋根裏の方がわかりやすいですかね?

通常は、家の屋根の下にその高温になった空気を抜く穴が設けられています。

夏に、この穴の前に立つと、無茶苦茶熱い空気が出てきているのがハッキリわかります。

で、この熱くなった空気は上へ上へと上がってきますので、家の一番高い部分、すなわち屋根の棟の部分から抜くのが一番良いのはおわかりになると思います。

ファンを付けた強制換気というのもありますが、電気代がかかります。

そこで、自然換気ということになるのですが、屋根の上に妙な煙突みたいなものが出っ張るのは意匠的に好ましくない。。。そんな時に有効なのがこれです。

DSCN0903.jpg

この黒い物体です。

数社から同じようなものが出ておりますので、詳細は割愛します。ググってみてください。


これの優れているのは、瓦の特性を活かしたシステムであること。

この上に、普通に瓦を葺いていくだけでOKなのです。

これの下には穴があいており、野地板のカットされている部分から熱気が上がってきて、横から排出され、瓦の隙間から熱気が逃げるというものです。

陶器瓦の特性を活かした優れものです。

取り付ける個数も天井面積から計算します。

この時点では、一番上の瓦残が微妙に低いので、薄い板を打ち足して調整します。このまま葺いてる人もいるようですが。


さて、ここで問題です。
実は・・・情けないことにこの写真には間違いがあります。間違いというよりは、あれ?新築なのになぜ?といった方がわかりやすいでしょうか。。。

といっても、おそらく瓦葺きの事がわかっている人にしかわからないですね。

工事自体には何の問題もないのですが。少し手間が余分にかかってしまいました。

さて、何でしょう? 正解者には・・・拍手!

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Author:hongokk
瓦とブロックに身を捧ぐ。^^

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