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お寺の納骨堂で鳥衾(とりぶすま)

お寺の仕事をしていて楽しいのは、民家で使う瓦と違う瓦を使うことがある事です。

(建築会社さんの考えや予算等の制約の中で、なんとか少しでもお寺さんや檀家さんに喜んでいただける屋根をと思っています。)

今回の鬼瓦は、古代鬼面というものです。

DSCN1989_R.jpg

一般的に鬼面といわれるものは、もう少し立体的な鬼ですね。鬼の角が飛び出てるものを見た事ある人も多いでしょう。

この鬼は少し薄く、角もありません。

が、鬼の形相はしていますね。

さて、すっきりしている鬼の頭?ですが・・・ここにとある突起物が乗る事になります。

それが、これ・・・・鳥衾(とりぶすま)です。

R0013602_R.jpg

この瓦の言われは諸説あるようでして、鬼を鳥の糞で汚さないようにするためというのがありますが・・・私個人としては、それはどうなのかと思っています。

衾(伏間とか臥間とか書く場合もあるようですが、どれもふすまと読みます)というのは昔の寝具を表す言葉らしいので、鳥の布団?・・・つまり鳥の寝床ということでしょうか。

確かに、鳥が止まりやすい・・止まり木のように見えなくもありません。

私の個人的な見解としては、豪華に見えるしカッコいいから付ける、それでいいのではないかと思っています。

実は、瓦の役物には、それぞれ意味があり装飾という単純なものではなく、魔除けとか福を呼ぶとか防災とか繁栄とか・・・いろんな願いが込められているものが多いようです。

そういった意味では、単なる止まり木と考えるよりも、幸福を運んでくる鳥の寝床であるとか、鳥に疲れを癒すため一休みしてもらう止まり木(結局止まり木?笑)として人の優しさを表しているとか、いろいろと良い方に考えたいと思います。

ちなみに、この瓦・・・少し反らしてありまして、棟を巻く(のし瓦を積む)時にその反りに合わせて積むことになります。この曲線が綺麗だと、棟が一層ひき立ちます。

この棟は少し低めなので、大きな照り(反り)にはなっていませんが、美しい曲線を描いています。

ちなみに、鳥休みという瓦もあります。。。。説明すると長くなるので、興味のある方はググってください。

鳥休み・・・そのまんまです。(笑


民家であっても社寺であっても、耐震・耐風の工法で施工しています。

軒瓦は3点止め
R0013604_R.jpg

ここでは、瓦尻に(逆回転防止機能付き)ステンレススクリュー釘を2か所。そして、瓦の頭よりの差し込み側に浮き上がり防止ようにステンレスのL型釘(セブン釘ともいう)を打っています。

平瓦は全ての瓦を(逆回転防止機能付き)ステンレススクリュー釘止め
R0013605_R.jpg

という工事をしています。

最近めっきり減った「いぶし瓦」ですが、その美しさを一軒でも多く届ける事が出来ればと思います。
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