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お寺屋根の丸環

現在工事をさせていただいているお寺の屋根のお話です。

お寺は、一般住宅よりも、ながぁ~~く使用されるように出来ていますね。
しかしながら、長期にわたり風雨にさらされる屋根は、メインテナンスについても考慮しておかねばなりません。
ところが、調査や簡易なメインテナンスをするのに大がかりな足場をかけるのは大変です。
そこで・・・命綱を張れるようにしておけば良いわけです。

昔の人は良く考えたもので、棟や棟の近くにロープを掛ける事が出来るよう、丸環を取り付けられています。
↓丸環
http://www.caname-jisha.jp/cms/?p=770

このお寺でも同様、丸環を取り付ける事にしました。(少し違った形ですが)

通常ですと、鉄工所で特別に作ってもらうのですが、今回は初めての試みとして既製品を使う事にしました。
↓吊輪支持金具(オールステンレス製)
http://www.yanegiken.co.jp/material/category/product/?cat=44&id=2490

実は、今回使用している瓦は、石州産53B版銀黒色。
↓シジカを使うと綺麗に瓦と金具がおさまります。
http://www.kawara.co.jp/top/item/sijika/

なかなかの組み合わせです。
(但し、シジカは銀黒色しか製造されていません。)

ということで、施工です。

①防水テープを位置合わせ、下敷き板を取り付けます。ビスは垂木に止めます。
DSCN9243.jpg

②下にくる瓦とシジカにシーラーを取り付けます。
DSCN9221.jpg
DSCN9222.jpg

③金具の位置と高さを合わせます。
DSCN9245.jpg

④付属のビスで止めつけます。(このビスが優れもの)
DSCN9226.jpg

⑤シジカを葺いて完成です。
DSCN9248.jpg


シジカが無かった時代は、瓦の裏を加工してましたが、これだと楽ですし、いろんな意味で安心です。

もう少し上につけたかったですが・・・これでも問題ありません。

上で紹介したHPに記載されているのは、棟の途中から丸環を出しています。
お寺の屋根を見ると、いろいろな位置や方法があります。
屋根の形とか(本葺きであったり)、棟の大きさ等、諸条件でいろんな方法が考えられますので、この方法が全ての屋根に通用するわけではありません。
予算や屋根の形状等々を考えて、今回はこの方法を採用しました。
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